フィリピンへ
ホームステイをしていたM氏が夏に帰国した。
わが家の日本語の英才教育の影響か、きれいな標準語で書かれた教科書も意味を成さず関西弁を喋る怪しいアメリカ人になって帰っていった。
韓国での一件があったのをきっかけに私は語学留学を考えていた。
しかし、貧乏フリーターしていたのでいかんせん金欠。
出来ることならアメリカとかカナダとかオーストリアとか、ガチの英語圏で勉強したかったけど金銭的な問題でフィリピンに行くことにした。
皆さん留学は何に重きを置きますか?
スパルタの学校?自由な学校?
大規模な学校?小規模な学校?
安い授業料?おいしいご飯?
私の場合
トイレに紙が流せるか否か
でした。
文化の違いを受け入れることも学びや経験だとはわかってるんです、でも!でも!
まじで、要らんところ潔癖なんで無理だったんです。(´;ω;`)
何だかんだで学校も決まり10月から行ってきました。フィリピン。
機内食はそこそこ美味しかった。
数時間のフライトで無事にセブ、マクタン空港に到着。
空港を一歩でた瞬間に未舗装の道路がお出迎え、
語学学校の迎えの車で学校まで輸送される間車外でのワイルドな日常風景に圧倒されるのであった……
宿泊先のホテルに着いたらもう外は真っ暗。
ケチって二人部屋で申し込んでいたけどちょうど生徒の人数の関係か運良く暫く一人部屋でした。
翌日は朝早くからレベルチェックのテストがあるらしくその日は早めに寝ました。
(まぁ、両替してないからお金も無いし、右も左もわからん状態で外に行く勇気は無かった。)
…………
翌日、
朝からレベルチェックテストを受けました。
私が行った学校はTOEICに力を入れてるらしくレベルチェックテストはTOEIC 形式でした。
まぁ、さっぱりわからんよね。
いくらこの前までアメリカ人が家に居たとは言え、普段日本語でしゃべってたし。
結果は後日伝えてもらえるらしく、
己の英語力に軽い絶望を感じつつその日はそのままの低いテンションでオリエンテーションを受け終わり。
徒歩県内にスーパーがあるので早速スーパーへ、
流石にフルーツ系は充実した品揃え。
なんか卑猥。
…………
フィリピン人は基本的にすごい明るくて楽天的でした。
それは働いてる時も例外ではなく……
スーパーから流れる流行りの音楽。
レジのスタッフは歌いながらレジ打ちをしてくれます。
むしろ熱唱しすぎてレジの手がおざなり。
男女関係なく、品出しをしている店員さんも歌ってました。
なかなかのカルチャーショックでした。
基本的にチキンなのでこの日は徒歩県内の移動のみで終了。
翌日から八時間のマンツーマンの授業が始まるのだった……